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進化し続けるフラワーレッスン

今週末は、フラワーレッスンです。

フレッシュ(生花)ですので、やはり少し涼しくなってからの方が、皆さんも、また花たちにもいいねという事で、前回から少し間があきました。

花市場はすっかり季節が変わり、「秋」となっています。


今年の6月より、Sense-Upブーケレッスンになり、より自分の持っている感覚に磨きをかけるためのレッスンとなりました。


今までと何が違うのかと言いますと、見かけは以前と同じように、お手本(デモ)を見て、いままで身につけたテクニックを使いながら作り上げるという感じではあるのですが、

他の人とやお手本と同じ様に作ることに囚われすぎず、自分の感覚を優先して作っていくという感じです。

花を見たとき、触れたとき、感じることは、人それぞれ違いますよね、同じ花材であっても、一つとして同じものはありません、茎の向きや、咲き具合など様々です。


普段何気なく、見て終わってしまうものに少し深く見つめてみるということが、感覚を磨く最初の一歩かなと思います。

置かれた環境によって、様々な経験によって感性や感覚は豊かになっていきます。

季節の花を通し、触れ、経験することで自分の持っている感性が磨かれ、自らを癒す感覚も身につけることができると思います。


Sense-Upブーケは、毎回テーマがあり、出来上がったブーケやアレンジを見た時、誰もがそのテーマを思い浮かべることができること、そんなところを目指しています。


テーマに対して、自分がすでに持っている情報や感覚があります。その引き出しが多いほど感性、表現力が豊かになってきます。引き出しは、花だけではなく、様々な経験の積み重ねで多くなります。

小さな事でも、ハッと心が動いたり、気づけるように、生き生きとした感覚をいつも持っていることが大切です。

これらのことは、写真にも大きく影響しますし、写真の方が花よりももっとストレートに自分自身が写し出されます。 被写体となる、「花」を自分の思ったように表現できれば、写真の撮り方にも影響し、こう撮りたい!という思いやアイデアが必ず生まれます。


文章にして書くと、道のりが長いように感じるかもしれませんが、感覚を意識することを習慣にし、日々を楽しく興味を持って過ごすことがいちばんの早道かもしれません。


これまでの私の経験に基づく花と写真の知識や情報を皆さんにお伝えし、共有しながら、気づけば、何十年と続いています。これからも進化し続けるフラワーレッスンになると思います。



ISO 100 F4 1/30





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